片翼

彷徨える片翼の天使

片翼を無くし

天に帰ることを夢見るも

片翼では天には届かず

泣きながら感情を忘却の彼方に押し込み

地上で人形のように生きる

 


彷徨う日々の中

 

暗闇で悶え

光が見えず

自分が何をしているのかすら見えなくなる

全てがまやかしと偽りに思え

為すこと全てが無意味に思う

自ら深い底へと向かい

自己憐憫に浸る

 

 

そこから出てこれない日がある…

 

今日はそんな日

 

 

近づけば近づくほど

美しい種の無限の可能性と知性に心惹かれながらも

抵抗し掻き乱そうとする愚かさ

抗うから苦しいのは分かっている

でも何故か抗い苦しむ

性なのだろうか…

 


片翼を見つけても

飛び方を

飛べることを

それを信じるこころを

忘れてしまっている…

 


二人だということの驚きをも忘れ

空転する

世界の凹凸部分と関わり合い

世界というカタチに埋まる

そうして世界が偏向と不幸に埋没しているように見える

 


そこは私の居場所ではない

自分に問いはしない

迷いもない

ただ

ただ今日はそんなことを考える日

 

それに向き合うことは

まことの自分自身を感じること

ただ考え

気づきを得る

 

 

今日はそんな日