耐えられない存在の軽さ

この世界には数字がある
順序という数字

 

存在するものを疎み
存在せざるものを愛でる

 

現実を疎み
虚妄を愛でる

 

自分の存在を疎み
自分のこころを愛でる

 

存在を許せないとはそういうこと

 

私は奪う存在

 

誰かの大切にしている
大切なものを奪う

 

それなのに…

私のこころはそれを望んでいる

 

概念とはカタチ

カタチがなければ認識できない

ゆえに人は言葉を色を絵を音を用いて表す

 

私の存在を証明するカタチはいらない

無形のこころだけ欲しい

しかしそれも罪なのだろうか…

 

自分の存在が耐えられない

しかし自分のこころが愛おしい

 

もし世界に
現実と虚妄に隔たりなどなく
全てが私のこころの蠢きが落とした影ならば

 

 

私は全ての不可能を可能にする魔法を知っている

 

魔法のペンを持ち

 

今日も現実と虚妄の狭間で葛藤を愛でる