数奇な宿命

 

「あたりまえ」のことを「あたりまえ」にするまでの尊さを思いを馳せるとき
言葉にならない切なさを感じる


簡単には叶えられないことを叶えようと
苦悩し、耐え、努力し、
「あたりまえ」ではなかったことを「あたりまえ」まで昇華させる

それまでの苦悩、耐え、努力は分かりえず計り知れない


この世の「苦」を耐えている時
それが延々と終わりがないことを繰り返されている時
自分の「宿命」を疎み
例えようのない「孤独」と「虚無感」を感じる


何度も辞めたい
もう辞めたいとそんな思考回路が働く


何度これを繰り返すのだろうか
いつまで私は耐えられるのだろうか

この「苦」と「忍耐」はなんのためにあるのだろうか

 

世の「あたりまえ」を手にしている人を羨みながら

自分にはない「あたりまえ」が輝いて見え

直視できない

何故人様の「あたりまえ」が私には手に入らないのだろう

何故私はその「あたりまえ」を手にしないのだろうか

 


孤独と向き合い
自分の「宿命」を疎みながら
自分の「宿命」を愛でる

そうして最後に
この「苦」には意味がある
そう信じ
辞めない選択をする

 

 

そんな風にしか
孤独にしか生きられない

 

 


数奇な「宿命」