こころの穴

私は本当の「悲」を知らない
ゆえに私の言葉は浅い文字の羅列でしかない

 

本当の「悲」を知るものの言葉だけが人々の胸を貫く

 

ほとんどの人間は自分の視点からしか物事を見て判断することしかできない

 

自分には自分の理由があるように

相手には相手の理由があることなど忘れている

 

 

穴は開いたもの以外では埋めれない

皆穴を埋めようとする

埋めようとすればするほど穴は広がってゆくように感じる

広がってなどいないのに

からしたら埋めてくれるなと訴える

穴は自分の形を守ろうとする

穴を毛嫌いするから埋めたくなる

穴を愛おしめば埋めたいなどと思わない

 

見るものと見られるもの

それぞれの立場の言い分がある

 

 


そうして

言い訳を探し、他責し、蓋をして

長いこと逃げ回り

いつか

 

 

罪に追いつかれる

 

 

 

そして「悲」を知る